2015年10月17日土曜日

当院の矯正の検査 矯正検査って何のため その3

 
その3 頭部X線規格写真 (セファロ)
 
 
 
矯正の検査の中でも重要な検査です。
 
実際はこのレントゲンでなにを検査するか?
 
 
まず平均値と比べます。たとえば8歳の女の子なら
 
その年代の頭の幅が同じ子の平均に対して
 
各骨の位置を見ます。一般的にゆう出っ歯でも
 
実際は骨の位置は正常で、歯だけが出ている場合
 
また歯の角度は正常で上あご自体が前にある場合
 
さらに歯の位置も顎の位置も正常で下あごが後退
 
している場合など様々です。
 
実際に何が原因で不正なかみ合わせになっているかを
 
みます。また現在より何歳の時にどのくらい顔
 
が成長してくるかも予想します。
 
その他
 
・リンパ系の腫れのチェック (アデノイド 扁桃腺)
 
・奥行12歳臼歯のはえるスペースのチェック
 
ベロの位置
 
頸椎の位置
 
一番重要なのは骨格パターンといわれるものの判断です。
 
簡単に言うと歯を動かすときに動きやすいか
 
動きずらいかまた歯を動かしていくとき
 
下顎がどのような反応をしやすいかを想定してどのような
 
治療方法、方針にするかかんがえていくためが一番です。
 
 
 
頭部X線規格写真(正面セフォロ)
 
 
 
正面のセフォロでは特に左右のずれを確認します
 
歯の真ん中が合わない場合顔に対して
 
上の歯、下の歯がどちらにどのくらずれているかを
 
確認します。
 
また顎を広げる場合どの程度広げられるかも
 
かくにんできます。
 
 
頸椎の分析
 
 
手根骨の分析
 
 
 
上記の分析は骨年齢や
 
成長のスパートの時期
 
最終身長などを予想できます。

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